突然鳴るインターホン、出てみたらなんと警察だった、、、
びっくりしますし、何より悪いことをしていないのに警察のお世話になるのはショックですよね。
けれど隣人から通報をされるケースは意外と多数あるんです。
今回はそんな警察を呼ばれてしまった場合の対処法について、ケースごとにご紹介していきます。
目次
警察を再度呼ばれることはあるの?
最初に言っておきます。
一度警察を呼ばれてしまうと、以降何度も警察がくるかもしれません。
なぜなら、警察を呼んだ隣人は非常に過敏になっているからです。
身に覚えのないあなたには申し訳ないですが、何か理由があるから警察を呼ばれたわけです。(多くは騒音や異臭の隣人トラブルが原因です)
警察を呼んだ隣人は、通報したことによって原因が止んだかを気にして過敏になっています。
もしここであなたが通報された原因を把握せず、日常生活を送っていると同じ理由で再度警察を呼ばれる可能性があります。
まずは警察への対応方法を押さえておこう!
再度警察を呼ばれる可能性があるので、まずは警察への対応方法を覚えておきましょう。
警察への対応を間違えると、さらに無駄な時間がかかることになりますし、最悪の場合は法的な罰則にあたる可能性も出てきます。
基本的には以下の3点をおさえておけば大丈夫です。
- 冷静にまずは警察の話をしっかり聞く
- 嘘をつかないであるがままの事実を伝える
- 自らに非がある場合は謝る、非がない場合はむしろ警察に相談する
ひとつずつご紹介します。
冷静にまずは警察の話をしっかり聞く
再度の訪問に苛立つ気持ちもわかりますが、ここで感情的になってはあなたが損です。
警察を二度と呼ばれないことを目標に落ち着いて話を聞きましょう。
通報相手の個人情報はわかりませんが、通報された理由は教えてくれます。
嘘をつかないであるがままの事実を伝える
次に警察は通報の原因となったものは何かを聞いてくるでしょう。
通報の原因が分かれば、あなたには思い当たる節があるのではないでしょうか?
警察の質問に対して、素直に事実と理由を話してください。
ここで嘘をついてはいけません。なぜなら虚偽報告や公務執行妨害にあたる可能性があるからです。
自らに非がある場合は謝る、非がない場合はむしろ警察に相談する
ここでもし自分に非がある場合は謝りましょう。
意地を張って話がこじれても結局時間を浪費するだけで、あなたが損です。
対策を講じて、もう警察には迷惑をかけないことまで伝えられると完璧です。
むしろ非がない場合は警察に相談をしましょう。
世の中には大した音でもないのに騒音と通報する神経質な人や、イライラを通報することで解消するどうしようもない人もいます。
そういった人へはどう対処すればいいのか相談にのってもらいましょう。
警察にとっては、あなたも相談にのる対象ですから丁寧に対応してくれます。
今度はこちらが警察を味方につけましょう!
警察を呼ばれるには理由がある!まずは原因を把握しよう!
警察の方への対応が終わったら通報された原因を把握しましょう。
通報された理由は警察の方はやんわりと教えてくれますが、正確な原因は家主であるあなたにしかわかりません。
警察がくれた情報をもとに状況を把握し、もう二度と通報されない対策をたてましょう。
ちなみによくトラブルになる原因をいくつか例に挙げます。
- 音響機器による騒音
- 子供の足音
- 布団叩きの音
- エアコンや室外機の騒音
- いびきやくしゃみの生活音
もう警察を呼ばれないための対策方法、ケース別でご紹介
では原因が把握できたところで、対策方法を考えましょう。
隣人トラブルの多くは原因と対策が分かれば解決します。
今回は先ほど記載した代表的な騒音の対策を例に取ってご紹介します。
音響機器による騒音の場合
まずはスピーカーと隣人側の壁の距離をとりましょう。
距離をとることで壁伝いに隣人の部屋に直接響くことを防ぎます。
一般的に50cm以上距離をとると効果的です。一人暮らしの場合は部屋の面積も限りがあるので可能な限り距離をとるようにしましょう。
また壁に背の高い家具を置くことも効果的です。
壁との間に遮蔽物を置くことで隣へ音が響くことを防いでくれます。
本棚や机が理想ですが、ハンガーにかけた厚手の服でも効果があります。
子供の足音の場合
なるべく走らせない、ことが最適ですがお子さんはそうはいかないですよね、、、
足音の対策は厚手のカーペットを敷くと音を防ぐことができます。
一般的にカーペットの厚さは5mm前後であることが多いですが、騒音対策の場合は2~3cmの低反発ウレタン製を選びましょう。
なぜなら厚さはそのまま防音の性能に直結しますし、ウレタン製であれば振動を分散させることが可能です。
布団叩きの音
布団叩きの音は意外と大きく、隣人だけでなくマンション中に響いている可能性があります。
これの対策は換気扇付きの浴室で叩くことで解消されます。
ほこりが舞った場合も換気扇で外に出してしまえば問題なしです。
また外に干すのではなく、布団乾燥機を購入して室内ですませるというのも方法のひとつです。
エアコンや室外機の騒音
エアコンは不調を抱えると稼働音が大きくなります。
これは自分でお手入れをし、程度によっては業者に修理をすることで解決します。
意外とフィルターに詰まっている埃を取るだけで騒音が劇的に減少することもあります。
また室外機の場合ではお手入れはもちろん、上に載せている植木鉢などを撤去するだけで大きな改善が期待できます。
なお、もしあなたがエアコンの騒音被害を受けている場合は以下の記事が参考になります。
隣人のエアコンや室外機がうるさい!そんなときの具体的な3つの対策まとめ - 隣人.com (rin-jin.com)
いびきやくしゃみの生活音
こちらも音響機器の場合と同じく、まずは壁から距離をとることが簡単で効果的です。
また人間の生活音の場合は遮音カーテンを使用するのもありです。
いびきやくしゃみの場合は、音響機器に比べると小さな音ですから遮音カーテンでも十分防ぐことができます。
遮音カーテンも厚さや層の多さによって遮音性が高くなります。
可能な限り3層以上の遮音カーテンを選ぶことをおすすめします。
隣人トラブルから逃げるのもひとつの手段
正直なところ隣人トラブルは解決するハードルが非常に高いです。
なぜなら相手を説得して変える必要があるからです。
そこに労力を割くくらいならば、こちらから引っ越ししてしまうのもひとつの手段だと思います。
トラブルの被害者側がなぜ出ていかなきゃいけないんだ!という気持ちは非常によくわかります。
しかしあなたの貴重な人生の時間を、加害者の隣人のせいでイライラして過ごすことこそ、真に避けるべきことではないでしょうか?
もし引っ越しを検討する場合は以下の記事も参考にしてみてください。
参考:隣人トラブルで引っ越したい!トラブル対策と隣人の調査方法をご紹介
今回のまとめ
- 一度警察を呼ばれてしまうと再び呼ばれる可能性があるから注意
- 警察への対応は、冷静に・嘘をつかず・真摯にを心がける
- 警察を呼ばれないために原因を正確に把握し、適切な対策を取ることが重要